霊感商法と合同結婚式で問題化し続けている「旧統一教会」と政治家たちの癒着と解散命令などが報道され続けています。信者になるとだれもがなぜ合同結婚式に行くのか?なぜ多額なお金を渡すそのか、などの疑問を人は持つでしょう。その答えは人間を変えてしまう「マインド・コントロール」にあります。これはどのような意味なのでしょうか。かつて米国で自ら「旧統一教会」員であったスティーブ・ハッサン氏はその著書『マインド・コントロールの恐怖』で次のように述べています。「それは、個人の人格(信念、行動、思考、感情)を破壊して、それを新しい人格と置き換えてしまうような影響力の体系のことである。多くの場合、その新しい人格とは、もしどんなものか事前にわかっていたら、本人自身が強く反発したであろうと思われるような人格である。」このように最も大切な人格を変えてしまう恐ろしいものなのです。

 家族、知人が本人に脱会を迫っても、本人は「迫害」と受け止め燃えて行きますので取りつく島がありません。ただ、組織に入った後、疑問を持ち「自分でやめた人々」また「放り出された人々」「カウンセリングで救出された人々」がおられます。その方々が「やめた後に残るカルト的人格」は根本的に教祖や組織に対する感情が整理できずに「悪夢、罪責感、その他の情緒的問題」「神様から罰がくだる」「組織を裏切った者は神様から見捨てられ、ハルマゲドンで滅びる」の恐れから脱出していないようです。あなたはこの「恐れ」からの出口を知っていますか?また誰でも「死ぬのが怖い」「罪を犯してしまった」「見捨てられる」などの根本的な「恐れ」があります。解決はどこにあるのでしょうか。

イエス・キリストにあります。なぜでしょうか?イエス・キリストだけが罪と死と悪魔と地獄に勝利したからです。

イエス・キリストは罪がないにもかかわらず、人間の「ねたみ」から十字架に引き渡され死なれたのはAD30年4月7日(金)15時頃でした。十字架上のキリストは「父よ、わたしの霊をあなたの御手にゆだねます」と言って息を引き取られました。ところが、三日後にキリストのからだは「よみがえられたのです。」その後、イエスキリストは天に昇って行かれ神の右の座におられます。

さて、この歴史的事実とその意味は何でしょうか。聖書には次のように書かれています。「そういうわけで、子たちがみな血と肉を持っているので、イエスもまた同じように、それらのものをお持ちになりました。それは、死の力を持つ者、すなわち、悪魔をご自分の死によって滅ぼし、死の恐怖によって一生涯奴隷としてつながれていた人々を解放するためでした。」神に敵対しているゆえに、人は生涯、死の恐怖にさらされていますが、キリストはその死によって死と死の力を持つ者を滅ぼし肉体によって復活したのです。

さらに「主ご自身が『わたしは決してあなたを見放さず、あなたを見捨てない』言われた」(聖書)のです。これらは当時の人々だけではなくあなたにもこのみ言葉をお語りになっています。ぜひ、この素晴らしいイエス・キリストを知ってくださいますように。まずはご一緒に聖書を学んで見ませんか。お気軽にご連絡ください。