クリスマスの意味
2022年のクリスマスが来ました。イエス・キリストが人となってこの世界に来られたのがクリスマスです。クリスマスの意味を考えてみましょう。
約2000年前のベツレヘム地方。羊飼いたちは最下層の仕事のために人々からのけものにされ、住民登録の対象にもならない人々でした。その彼らにキリスト誕生の知らせが告げられみ使いたちの声が澄み切った夜空に響き渡たりました。
「さて、その地方で、羊飼いたちが野宿をしながら、羊の番をしていた。すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。み使いは彼らに言った。『恐れることはありません。見なさい。私は、この民全体に与えられる、大きな喜びを告げ知らせます。
きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主が御生れになりました。この方こそ、主キリストです。あなたがたは、布にくるまって、飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけますそれがあなたがたのしるしです』」(ルカの福音書2章8-12節)
さて、人間は今も当時も、人を造られた神に背を向けて生きています。その結果、キリストの御言葉「人から出てくるもの、それが人を汚すのです。悪い考え、淫らな行い、盗み、殺人、姦淫、貪欲、悪行、あざむき、好色、ねたみ、ののしり、高慢、愚かさで、これらの悪は、みな内側から出て、人を汚すのです」(マルコ7章20-23節)の通り苦しみが続いています。
しかし、この人間の罪を自分の身に引き受けて神さまから罰を受けられたお方が現れたのです。その方が赤ちゃんと言う最も弱い姿で来られたイエスキリストなのです。羊飼いたちはこの救い主のご降誕を聞いて羊を野原に残し「飼葉おけに寝ておられるみどりご」を探しに出かけ、とうとう救い主を見つけました。キリストとお会いした時から彼らは大きく変えられ、「見聞きしたことが、すべて御使いの話のとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰った」のです。羊飼いたちはキリスト、すなわち「力ある神」(イザヤ9章6節)と出会い大きな喜びを与えられました。これがクリスマスの意味です。
あなたもキリストと出会い神を知り大きな喜びの人となれるのです。ぜひ、佐賀バイブルチャーチの礼拝へおいでください。