日曜日はイエスキリストとお会いする日
1.休日は日曜日
カレンダーを見ると日曜日だけは赤い数字で休日を表しています。なぜでしょうか?
これは1876年(明治9年)3月13日太政官通達27号
「従前は、1と6のつく日を休日のところ、来る4月より日曜日を持って休暇とす」また「土曜日は正午12時より休暇たるべきこと」の布告から始まりました。この布告は欧米の影響を受けたとのことです。欧米は聖書を基盤としてカレンダーを作成していました。以前、米国に私が行った時、日曜日は多くの店のシャッターが下り、道路は車で混雑し教会へ向かっていました。韓国の釜山市内でも、パン屋さんのドアに「今日は主(イエスキリストが復活した)の日なので休みます」と書かれた紙が堂々と貼られており、日本で育った私にとって大きな衝撃でした。
2.休日の意味
新約聖書原典のギリシャ語の「休み」は「回復、リラックス、休養、元気づく」と言う意味があり「安息」とも言います。その安息、「元気づく」とはどういうことでしょうか。
旧約聖書レビ記23章3節「六日間は仕事をする。しかし、七日目は全き休みのための安息日、聖なる会合の日」とあり、だれかと会う「会合の日」であることが分かります。ではだれとお会いするのでしょうか。主イエスキリストは当時の人々にご自分を指して「人の子は安息日の主です」(ルカの福音書6章5節)。と言われました。「人の子」とは「人間となった救い主」でイエス・キリストを指しています。ここから休日はイエス・キリストとお会いする日ということがわかります。キリストが日曜日に復活したことから、それまでの「土曜日安息日」から「日曜日安息日」に変わったのです。
3.休日への招き
実際、キリストは地上生涯の時、多くの人々に言われました。
「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます」(マタイの福音書11章28節)
ここで主イエス・キリストは「休ませてあげたいと思います」ではなく「休ませてあげます」と言い切っています。それはキリストが神様だからなのです。このみ言葉をお語りになったキリストは当時の人々だけでなく、現代のすべての人々にも語っておられるのです。あなたの心は疲れ果てていませんか?心の重荷を負い続けてはいませんか?キリストはあなたの心の重荷を受け取ってくださいます。まずキリストのもとで休みましょう。