ある男性はかつて大企業で勤務し、激動の日々を過ごし同時にギスギスした人間関係も体験していました。そのような時、「神はまた、人の心に永遠を与えられた」の聖書箇所を読み、心にかつてない平安が与えられたのです。そして神を信じ「心の平安を得ました」と私に言われました。

 さて、54年前アポロ16号で月に降り立った米国在住のチャールズ・デユークとい人がいます。月を目指す宇宙飛行士だった彼は連日、訓練に明け暮れました。「二人の男の子の母でもあった妻は、平穏な暮らしを望んだ。夫のすれ違いにいらだち、精神の安定をそこなっていった。自殺を考えた。」のでした。「ある春の日曜、チャールズは友人に誘われて、自宅近くであった聖書の勉強会に顔を出した。森閑とした教会(プロテスタント)で目を閉じると、不思議な安らぎを感じた。・・妻も教会へ通うようになる。」キリスト信仰を持った彼は言いました。「科学技術は心の安らぎまで与えてはくれない。どんな栄光を手に入れても、それだけでは成功した人生じゃない」さらに2023年87歳の誕生日を迎えた彼は当時を振り返りながら「月の歩みは私の人生を変えなかった。イエス様との歩みが私の人生を変えた」と言いました。

 さて、心の平安、自分だけではない、すべての人の平安はどこにあるのでしょうか。何を人生の土台にすれば心は平安なのでしょうか。それはイエス・キリストです。キリストはすべての人の救い主としてあなたに言われます。

すべて疲れた人、重荷を負っている(自分の身に引き受けている)人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心が柔和でへりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすれば、たましいに安らぎを得ます。」マタイの福音書11章28-29節。

あなたもイエスキリストを心に迎え真の平安を得て生きて行きませんか。教会は心からあなたを歓迎します。どうぞ思い切って日曜礼拝に出てみませんか。

佐賀バイブルチャーチ 牧師 入江喜久雄