原罪//「塩狩峠」から読み解く。

「人間って恐ろしいものね。わたしだって時と場合によっては、ずい分やさしくもなるけれど、自分でもいやにあるほど意地悪にもなるわ」p185

「人間てね、その時その時で、自分でも思いがけないような人間に、変わってしまうこともあるのです」p187

「だれにも知られない、奥深い心の中でこそ、ほんとうに罪というものが育つのではないだろうか」p190

「それは勤勉で自制的な、そして向上しようとする自分の姿ではなく、どこまでも堕ちて行きたいような、いく分ふてぶてしい、すさんだもう一人の自分の姿であった」p264

「わたくしこそ、ほんとうに助けてもらわなければならない罪人だったのです。そして、あのよきサマリヤ人は、実に神のひとり子イエス・キリストであったと気がついたのです。それなのに、わたしくしは傲慢にも、神の子の地位に自分を置き、友人を見下していたのでした。いかに神を認めないということが、大いなる罪であるかをわたくしは体験しました」

PP364‐365.

多くの人が見過ごす原罪を明確に描いています。

問:原罪とは。罪の普遍性とは。

聖書の答え:「私たちはみな、羊のようにさまよい、それぞれ自分勝手な道に向かって

行った。しかし、主は私たちすべての者の咎を彼に負わせた」イザヤ53:6.

私たちはみな、汚れた者のようになり、その義はみな、不潔な衣のようです。

私たちはみな、木の葉のように枯れ、その咎(とが)は風のように私たちを

吹きあげます」イザヤ64:6

問:あなたの心はどうですか。

人を憎んだり、見下したりする心を直視したことがありますか

その心を変えて下さる聖書のみ言葉

聖書:

すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」マタイ11章28節。

御子イエスの血はすべての罪から私たちをきよめてくださいます。」1ヨハネ1章7節。

「ですから、だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました」2コリント5章17節。